舌小帯短縮症について
土屋太鳳さんが自身のブログでも発表した舌小帯短縮症という症状は先天的な(生まれつきの)舌の異常です。
口を大きく開けて舌先を上の前歯につけようとすると、舌の裏側の中心部分に細い1本のヒダみたいなものが見えますよね?
そのヒダのことを舌小帯と呼ぶのですが、舌小帯が短くて舌を上手く動かすことができない症状が舌小帯短縮症です。
舌小帯が一般的な長さより少し短い程度の軽度のものであれば、トレーニングを行うことによって症状が軽減されることもありますが、舌をほとんど動かせないような重度の場合は手術をして舌小帯を切ってしまうことで舌の動きを改善させます。
切るということは、舌小帯がなくなってしまうことを意味するので、舌小帯を失いたくないというかたは注意して下さい(見た目の問題です)。
舌小帯短縮症の問題点
舌小帯短縮症だと舌を動かしにくい状態のため、発音が上手くできません。
土屋太鳳さんの場合、タ行が苦手でいくら練習しても
になってしまったようです。
舌を上あごに上手くつけられないので、タ行のような発音は難しいのでしょう。
土屋太鳳さんの場合、自分の名前も上手く言えなかったみたいで、その原因が何なのか分からなかったそうです。
しかし土屋太鳳さんの弟の友達のお母さんが、「口の構造に問題があるのでは?」と気づいてくれ、調べた結果、舌小帯短縮症だと判明しました。
発音が上手くできない歯がゆさ
土屋太鳳さんは、小学校の頃から演技が好きで小学5年生のときにはミスフェニックスというオーディションを受けました。
演技の道に進もうと考えてるのであれば、発音・滑舌はとても重要視されるので、土屋太鳳さんも当時、随分悩んだそうです。
結果、16歳で舌小帯短縮症の手術を受けることになったのですが、16歳まで手術をしなかったことを考えると、本当に悩んだ挙句の苦渋の決断だったのでしょう。
その後、TBSのモニタリングでも土屋さん本人が言ってましたが、たくさんオーディションを受けてたくさん落ちたそうです。
でも諦めずに頑張った結果、見事に朝ドラ「まれ」で主役の座をゲットし、誰もが知る女優へとなっていきました。
相手に伝わらないのは致命的
言葉というものは相手に意思を伝えるための道具のようなものです。
以前、江戸っ子の男性が私に
「白いとこ、白いところだよ」
と言ってきたことがありました。
結果、それは「白いとこ」ではなく「広いとこ」だったわけですが、何度聞き返しても「白いとこ」と言ってるようにしか聞こえず、理解するのに苦労しました。
女優業をやるのであれば滑舌というのはとても重要視されるところなので、その滑舌が手術によって治ったのであれば、とても良かったです。
一人の女性の夢が叶ったわけですからね☆彡